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アクトオブキリング デビ夫人 インドネシアの真実を見逃すな!? [映画関連]

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アカデミー賞にもノミネートされた映画「アクト・オブ・キリング」が4月12日(土)から順次全国公開されます。

インドネシアと言えばデヴィ夫人を思い浮かべますが、デヴィ夫人はこの映画「アクト・オブ・キリング」でインドネシアで起きたことの真実を世界が知ることになるということで感謝の意を表していました。





この「アクト・オブ・キリング」がどんな映画なのか気になります。

youtubeで映画「アクト・オブ・キリング」の予告編がありました。






当時のインドネシアで何が行われていたのかをこの映画は教えてくれるんですね。

私も知りませんでしたが100万人を越えるインドネシアの人々が、どうやって亡くなっていったかを再現しているものだそうです。

ずいぶん昔のことなので感覚的にしか覚えていませんが、インドネシアの独裁者だった大統領が失脚した出来事だったと覚えていました。

独裁者と言えば極悪非道のようなイメージを持ってしまいます。

その婦人だったというデヴィ夫人もあまり良いイメージはありませんでした。

しかし、当時のインドネシアで起きたこの出来事を知り、その背景が見えてくると、これまでのデヴィ夫人の印象が180度変わってしまいました。

テレビのニュースや報道だけの印象で人を判断してはいけないと思いました。


日本は大東亜戦争でアメリカに負けました。

そして無条件降伏をしました。

そのために今の日本はアメリカの意に逆らうことが出来ません。

何と言っても無条件降伏ですから。

そのために日本もこのインドネシアの出来事に対してアメリカの意のままに動いていたのではないかと思います。


日本はかつて大東亜共栄圏という崇高な目的を持って戦いました。

戦後の冷戦時代、米ソの二極化で対立し世界の均衡は保たれました。

環太平洋を支配したい米はインドネシアに米軍基地を作ることを要求しましたが大統領は断ったそうです。


インドネシアの大統領は、もしかしたら日本が掲げた大東亜共栄圏をまとめ、米ソ以外の第三の中立共同体を作りたかったのかもしれません。

大東亜戦争に日本が負けると東南アジアは欧米の植民地のようになりました。

アジアの国々を侵略したとして日本を極悪非道の国と位置づけた欧米は、東南アジアの国々に対して何を行って来たのでしょう。

日本の兵隊さんは欧米の植民地だった東南アジアを独立へ導くために、戦争が終わっても独立を目指した国に残り戦ったと聞きます。

その国では日本の兵隊さんは英雄として祭られているそうです。

戦後に生まれた私たちが教わったことは、大東亜戦争は日本がアジアを侵略し、大勢の命を奪った悪いことだったというもの。


そのために日本は何十万人もの民間人が原爆や大空襲で亡くなって文句も言えないということだった。


この映画「アクト・オブ・キリング」は歴史の裏でうごめく陰謀を感じることが出来るだろう。

今もなお世界中で紛争が絶えない理由もこの映画から見えてくるのではないだろうか。


第二次世界大戦で敗戦国となった日本に生まれた私たちは無意識の中に大きな闇を抱えている。

もうこの闇から解放されても良いのではないかと思う。

そのためには歴史の真実を知ることも大切なことなのだと思う。


考えてみたらいい。

日本の兵隊さんたちは私たちのおじさんやおじいちゃんや普通のオッチャンたちだったのだ。

そんな人たちが戦勝者たちが言うような極悪非道なことを出来るはずがないと信じたい。

もし命令としてどうしてもやらなければならなかった人は大きな苦しみの中で生きたことだと思う。


いずれにしてもこの映画「アクト・オブ・キリング」は戦争や革命について深く考えさせられるものだと思います。

立場が変われば正義にも極悪非道にもなってしまう現実があるという真実を、多くの人に感じてもらいたいと思います。


アクト・オブ・キリング 公式HP







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