嫌われる勇気があなたの恋愛を変える人生の法則

嫌われる勇気とは何でしょうか。いま「嫌われる勇気---自己啓発の源流「アドラー」の教え」という著作に話題が集まっています。嫌われる勇気を読まれた感想を聞くと面白くて止まらなくなったという興味深いもの。嫌われる勇気の本の内容はアドラーの心理学を中心に対話形式で掘り下げるような内容です。心理学と哲学は似ているように思いますが、心理学は哲学の中のものと個人的には感じています。




さて、なぜ今「嫌われる勇気」に注目が集まるのかを考えてみました。今の世の中は、いや、日本は、人に嫌われたくないという意識が働いているように感じます。恋愛においても好きな相手に嫌われたくないと思い関わるのが普通でしょう。嫌われたくないという思いが強くなると、本当の自分を出すのが恐くなります。そして相手に合わせるために必至になります。それは自分自身を偽って生きるということになります。もしそれで恋愛に成功して結婚したとします。恋愛と違い結婚は私生活を相手にさらけ出すことになります。恋愛では隠せたことも結婚においてはいつまでも隠し通せるものではありません。お互いに嫌なところが見え始めると性格の不一致で収拾がつかなくなり離婚ということも起きて来ます。幸せになりたいと思い恋愛をして結婚をしても本当の自分の気持ちを偽っての恋愛の末の結婚ではよほどのことが無いと破局は免れません。では本当に幸せになれる恋愛とはいったいどんなものでしょう。そこで必要なことが「嫌われる勇気」だと思います。


今の日本の社会全体に流れている意識は「みんなに嫌われたら終わり」というものです。だから嫌われることを極度に怯えます。そのために自分を偽って関わり破局が待ち受けているのです。たとえ嫌われても本心を語ること、本当の自分で関わることは大切なことです。大抵の人にとって自分の気持ちに正直に行きてみることはとても恐いものです。でもみんなに嫌われまいと自分を偽り関わって行くと、結局はみんなに嫌われることになります。一方で良いも悪いも本当の自分で関わればどうなるでしょう。もちろんあなたを嫌いだという人は出てくるでしょう。しかし、あなたを好きだという人も出て来ます。確率からいえば５０/５０でしょう。しかし、たとえたった一人でもあなたを好きだと行ってくれる人に巡り会えたら、あなたはもう孤独ではありません。友情を育み、人生は希望に満ちたものに変わって行きます。恋愛においても同じです。偽りの無い本当のあなた自身で関わることで絆が生まれた相手は必ず生涯の伴侶となります。本当の自分で関わるために大切なことが、嫌われる勇気ではないでしょうか。


逆説的ですが、嫌われる勇気を持って本当の自分で関わることで解決できる問題はたくさんあります。嫌われると思ったら、そんなあなたが好きだと言ってくれたということも起きて来ます。ありのままの自分を出して生きれるということは本当の自由を手にしたことと等しいですね。嫌われることを恐れることはありません。あなただって嫌いな人はいるでしょう。でも好きな人も同じくらいいると思います。はじめはそれでいいのです。相手だって同じです。どんな人だとしても、たとえ嫌いでも大切な存在なのですから。今は嫌いでも人間は成長します。その時に好きになるかもしれません。だから今は嫌われてもいいのです。嫌われることを怯えて生きるより、ありのままのあなたで自由を手にして行きてみてください。アナ雪のレットイットゴー！ですね。人は他人に縛られているのではなく、自分自身の「嫌われたら終わり」という怯えの心に縛られていたのですね。

さあ、あなたも嫌われる勇気をもって自由を手にしてみてください。そして自分らしく明るく行きて行きましょう。

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