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かぐや姫の物語 怖い youtubeで予告動画を見てみた [映画関連]

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高畑勲監督のジブリ作品「かぐや姫の物語」が11月23日から公開されますが、テレビで予告映像を見た人から怖いというような感想が出ています。

かぐや姫の物語はイメージ的にはちょっと暗い感じの物語ですが、怖いというのはどういうことかと思ってyoutubeで予告動画を探してみました。





なるほどこれはちょっと怖い感じのイメージですね。

噂ではこの予告を見たお子さんが怖がったそうな。

なんとなくわかる気がしました。


もう一本を見てみたら意外と可愛い感じが前面に出ていたので、やっぱり全部見てみないと何とも言えませんね。





さて、このかぐや姫の物語は日本に古くから伝わる竹取物語が題材になっているのはわかりますよね。

高畑監督がかぐや姫をどう描いたのかが気になります。

竹取物語は日本人なら誰でも一度は聞いたことがあると思います。

竹から生まれたかぐや姫がおじいさんとおばあさんに育てられてやがて月に帰ってゆくという感じです。

ここで出てくる素朴な疑問は、かぐや姫はどうして竹から生まれてきて月に帰ってゆくのかということでしょう。

そのへんを高畑監督がどう描いているのか興味が湧きます。

高畑勲監督はかぐや姫を人間として生まれた罪と罰的な視点から描いているようです。


試写会に参加し他人などのレビューから勝手に想像してみました。

たぶん高畑監督はかぐや姫を通して人間という存在に目を向けさせているのではないでしょうか。

かぐや姫が地球に生まれ、そしてやがて月に帰ってゆく。

そのことは私たち人間がどこから来てどこへゆく存在なのかということを思わせます。

かぐや姫は月からこの地球にやってきて、人間として人生を体験して月に帰ってゆく。

月とは天界、あの世の世界の象徴かもしれませんね。

人間はあの世、天界からこの世、地球に生まれてきたということでしょう。

なぜ人はこの世に生まれて人生を経験してあの世に帰るのか。

月の世界は言わば天国のようなもの。

みんなが幸せに暮らしている世界で地上の苦しみを知らない。

月の世界から見たら地球で人間として生きることはあこがれのようなものだったのかもしれません。

私たちが不幸と思えることが実は天国では体験できない素晴らしいものだった。

全てが掛け替えのない大切な体験でこの世を離れたくなくなってしまう。

しかし、生まれたら必ず帰らなければならないのがこの世の掟です。

かぐや姫の物語はもしかしたら、私たち人間の物語なのかもしれませんね。

ちょっと宗教じみてきますが、宗教といえばかぐや姫の物語の主題歌「いのちの記憶」を歌っている二階堂和美さんは浄土真宗のお寺で生まれてご自身も僧侶だそうです。

題名の「いのちの記憶」というのも何かを訴えかけてきます。







たとえこの命が終わる時が来ても
今の全ては過去の全て
必ずまた会える
懐かしい場所で・・・

今の全ては未来の希望
必ず覚えている
いのちの記憶で


私たち人間は亡くなって終わりじゃない、永遠に生き続けるんだよって教えてくれているのかもしれませんね。






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