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福島第一原発の廃炉は可能か!? [気になる原発のこと]

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福島第一原発の5、6号機の廃炉が決まりましたが
原子炉自体はどうやら研究や訓練のために残すらしい。

原発の原子炉は燃料が入っていなくても放射性物質化していて
絶えず放射線を出しているらしい。

安易に近寄ることはできない代物だ。

しかし燃料棒は抜き去られて安全なところで
冷却保管されるのだからひとまずは安心と言える。

現在の状態よりはマシだろう。

しかし、事故を起こした福島原発の1号機から4号機は
廃炉にすることは可能なのだろうか。

現状としては1号機から3号機までの原子炉には
燃料棒が入っていた。

これらはメルトスルーを越えてどうなっているのかは
想像できない状態だ。


残る4号機の原子炉は燃料棒が入っていなかったので無事なはず。

しかし、4号機は大量の使用済みと使用前の燃料棒が
燃料プールにまだ入ったままでどうにもならない状態だ。

この燃料プールから燃料を取り出して安全な所に移し
冷却保存が必要なのだが、この作業は何年もかかるよう。


そしてメルトスルーを起こしている1~3号機だが
これを廃炉にするのはとても難しいのだという。

溶け落ちた燃料があちこちに固まって
へばりついている可能性があるそうだ。

これらはものすごい放射線を出していて
人間が近づくことすらできない。

それらを全て取り出して安全なところで冷却保管は
現時点ではほとんど不可能らしい。

ではどうするのか?

やるとすれば今のところはチェルノブイリのように
原子炉を石棺で密閉するしかないらしい。

それも現時点ではかなり困難なことだという。


それよりもまずやらなければならないことは
4号機の燃料プールの燃料棒を一刻も早く抜き出して
安全なところで冷却保管することなのだそうだ。

4号機の燃料プールは宙ぶらりんの状態に近く
もしまた大きな地震でも来たら崩壊する
可能性があるようなのだ。

もしそれが崩れ落ち、万が一爆発でもしたら
大量の放射性物質が飛び散るらしい。

そうなった場合は東京も住めなくなる可能性があるということだ。

そうなれ東京オリンピックどころではない。

そうならないように国が国費をかけてしっかりとした
対応をしてくれると信じている。


どう見ても福島原発の廃炉は困難極まりないもののよう。

それでもやらなければならないのだ未来の人類のために。



参考動画








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