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デフレ脱却の意味を簡単に考えてみよう [日々の暮らし]

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デフレ脱却の意味がわからないので簡単に考えてみた。

今、消費税増税でデフレ脱却が盛んに言われている。

これが消費税増税の鍵を握っているようなので
知らない顔をしてはいられない。

消費税増税の条件として国民生活の向上が不可欠だと思う。

国民の生活が一番に良くならなければ、税収は上がらない。

税金は一定の収入以上なければ徴収できないからだ。


もちろん一定の収入以上がなくても
徴収される税金はたくさんある。

その中でも筆頭は消費税だ。

消費税とは国民がものを買ったりサービスを受けたりした時に
払うのが消費税だと認識している。

国民生活の中で消費が活発に行われるということは
景気が良いということになる。

しかし現在はものがなかなか売れない時代が続いていて
消費が低迷している。

始まりは大量生産大量消費の風評だった。

大量に消費した結果、欲しいものはほとんど手に入れることができた。

すると今度はものが売れなくなってしまった。

にもかかわらず大量生産をしてものが余っている。

モノの価値が下がり値段が下がってゆく。

値段が下がると利益が取れず会社は赤字になる。

倒産を避けるためにリストラで人件費を削減。

失業者が増えて人あまりの減少が起きる。

人が余っていると企業は選り取りみどり。

安い給料でも働かなければ職にありつけない。

やっと職についても収入が減り生活も苦しい。

生活に必要なものしか買えなくなり、
安いものを求めて店を選ぶようになる。

大量仕入れで大量販売のディスカウント店が行る。

大企業が乗り出しディスカウント店がいつしかメジャーになる。


デパートも軒並み潰れていった。

今残っているのは大量仕入れ大量販売でわずかな利益を
貪る量販店が生き残ってしまった。

地域のお店は量販店に食われて消滅、地域の仕事はなくなっていった。


本来、国は一般の生活者が普通に暮らすことができないと
税金を取ることはできないのだ。

今は普通に暮らして行ける人は限られている。

ほとんどの国民は収入が少なく税金も払えずにいる。

消費税とはそういう国民からでも強引に取れる仕組みなのだ。


本来は国政がしっかりしていれば、国民生活もうるおい、
みんなが普通に税金を収めることができるものだ。

その税金は国民生活が潤うために使われなければならない。

今は税金を収めても国民生活が豊かになるどころか
貧困はますます広がってゆく。

この状態で消費税を上げれば単純に物価が上がるということ。

それは国民生活をますます厳しいものとすることになる。

庶民は生活をギリギリ以上に切り詰めなければならないのだ。

なぜなら収入は限られているのだから。

消費税増税分は生活を切り詰めざるを得ない。

このままでは消費税を上げることはさらに消費を悪化させることになるだろう。

ということは税収は落ちるということだ。

国は税収を上げたいのか、それとも消費税を上げたいのか。

消費税を上げるために物価を上げるということは、
税収を下げることだということを知ってほしい。

消費税は主に一般生活者から徴収する税だ。

消費税で税収をあげようとするなら、
一般消費者に消費を促す購買力が必要だ。

購買力とは若者が安定した収入の権利を得て、
将来設計をしっかり立てることができる
というものだと私は思う。

老い先短いものが若者にその権利を譲らなければ
日本の将来は真っ暗闇の中だろう。

本来、給料とは将来のある若者がたくさんもらい、
年をとるにつれて低くなるように設定するべきものなのだ。

その矛盾が今の社会に現れている現象だと私は思います。


最後に、今の社会の問題を全て解決する方法があります。

それは同居政策です。

昔の日本のように親子が一生を共に暮らすことが
できる社会を築くことです。

子供が成長して親から離れるのではなく、
一緒に暮らせる世の中です。

結婚して子供を作り、親と一緒に子育てができる。

そうやってお世話になった親を最後はみとることが
子供の使命でもあります。

そうやって命がつながれてゆくような社会が
これからは必要になってくるはずです。

もしそれができれば社会保障費などは微々たるものになります。

家族がともに助け合い暮らせるということは
そこにひとつの社会が現れるということ。

医師や看護師、介護師、先生やその他の多様な働きを
家族の中で役割分担ができるのです。

ひとりひとりは大きな力を持っています。

家庭の中でその力が開花してゆくのです。

その力は社会全体を潤すものとなることでしょう。

そんな社会が必ず来ると信じて私は生きています。

ここまで読まれた方ならデフレ脱却の真偽がわかったことと思います。

ありがとうございました。



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