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核融合発電 長所 短所 実用化に向けて実験装置の運用が始まる!? [気になる環境のこと]

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核融合発電の長所と短所は?核融合発電の実用化に向けて
実験装置の運用が始まるような兆しが見えています。

2月7日、8日にかけて飛び交っているニュースでは
岐阜県の土岐市の核融合科学研究所で実験装置の運用に
対して反対の署名活動が始まっているということでした。

核融合についてはこれまでも国家予算での研究が
進んでいたようで、福島原発の自己以来、急速に
核融合発電の実用化に向けて進んでいるようですね。

核融合発電の長所と短所について少し調べてみました。

以前から話には聞いていましたが、核反応には核融合と
核分裂があるそうです。

現在行われている原子力発電は核分裂という
原子力を使っています。

ウランが核反応を起こして核分裂する時に出る
高温の熱を利用して水を沸騰させ、蒸気の力で
モーターを回して発電します。

ウランが核分裂をした後には、新しい物質が生まれます。

その物質がヨウ素131やセシウム137などといった
放射性物質なんですね。

放射性核種というものらしいのですがたくさんの種類の
放射性物質が生まれるようです。

それが地球を汚染すると生物に対して大きな影響を
及ぼすと言われています。

今回の福島の事故でもたくさんの放射性物質が飛び散り
海や大地を汚染していると思われます。

それはとても危険なものです。


一方、核融合は水素を使った核反応で、水素原子が
融合して新しい物質が生まれます。

ここで生まれるトリチウムという放射性物質は
極微量の放射線なので安全なんだそうです。

でもここでいう核融合は高温核融合で太陽の仕組みと
同じようなものなのだそうです。

しかし、そんなすごい熱を調御できるのか
ということが問題でもあるようですね。

ここでいう核融合とは高温核融合のことですが
長所としては放射性物質の危険が少ないと
うことでしょう。

短所としては、核融合の時に出る中性子と、
微量といえども生まれる放射性物質、そして
太陽のような強烈な高温を調御できるか
ということでしょう。


ここでもう一つの核融合に触れておきたいと思います。

それは、常温核融合と固体核融合です。

常温核融合は北大の水野教授が有機物を使って
成功しているようです。

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固体核融合は阪大の荒田博士が成功しているようです。

これらは放射性物質を生むことなく安全安心な
核融合なのだそうです。

荒田博士の場合は水素の核融合でヘリウムが
生成されるそうです。

ヘリウムは医療現場でも使われる貴重な物質で
現在は希少価値のあるものです。

ヘリウムは風船などにも使われているて、昨年の暮れも
ヘリウムが足りなくて風船が飛ばせないなどのニュースも
ありました。

この核融合が実用化になれば素晴らしいエネルギー革命に
なるだろうと言われています。

こういう研究に国の予算をもっと使ったほうが
良いのではないでしょうか。


荒田先生も高温核融合の研究をしていたそうですが
無理だということがわかって、固体核融合の研究を
始めたのだそうです。


今回、岐阜県の核融合科学研究所の場合、反対の声が
大きいのは、高温核融合のために強烈な中性子と
トリチウムという放射性物質の安全性に
疑問があるからなんですね。

研究所ではトリチウムの安全性と、2mの厚さのコンクリートで
中性子は遮断できるので安全だということをうったえています。

中性子についてはどんなものでも突き抜けていくので
遮断できるものはないと聞いたことがあります。

はたして本当に2mの厚さのコンクリートで中性子が
遮断できるのか。

そしてトリチウムから出る放射線は本当に安全なレベルなのか。

もう想定外は許されないでしょう。

少しでも危険がある場合は考え直したほうが良いと思います。

個人的には常温核融合や固体核融合の実用化に向けて
研究実験をしてもらいたいと思うものです。





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