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ビットコインの功罪 [日々のニュースから想うことなど]

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マウントゴックス社の破綻でビットコインが
問題になっている。

ビットコイン自体は他にも何社か取引があるようで
無くなることはないようだ。

ビットコインは通貨の問題点を改善するために
生まれたものということだ。

しかし、現実的には投機目的で使われている。

これでは本来の通貨としての目的を果たせるはずがない。


本当なら現代のように世界中を巻き込むグローバル社会には
世界通貨が必要なのだと思う。

世界共通の通貨ですべての取引が行われるようになれば
国家間の格差も無くなるだろう。

本来通貨とはどこでも同じ価値で取引されるものなのだから。

今はいろいろな国でいろいろな通貨が使われている。

国家間の取引にはレートというものがあり
通貨の価値が変わってくる。

これが格差を生む要因にもなっている。

昔は先進国と発展途上国、植民地という垣根を作り
レートの格差を作り上げていた。

そうやって先進国は通貨が自分たちに有利に
働くように仕掛けていたのだ。

現実的には国の中でもそれは行われている。

貨幣に価値観が集まるように仕掛けて、
貨幣が商品として取引されている。

こんな馬鹿げた話が当たり前として成り立っているのが
資本主義社会なのだ。

社会主義は組織で人を縛り、資本主義社会は通貨で
人を縛っている。

どちらも国民奴隷化政策ではないだろうか。


ビットコインにしてもそんな社会で使われるのだから
結局は同じものになってしまうのは必至だ。

通貨が悪いわけではない。

使う人の意識と使い方が問題なのだ。


昔、エンデの遺言というのを見たことがあった。

貨幣の価値を見直すことはこれから新たな社会を
想像するためには大切なことだと思う。

地域通貨という考え方はそれを知ってもらうための
一つの手段だった。

地域通貨も意識が変わらないで使われると
結局は今の通貨と同じ方向へ行ってしまう。

現在の通貨も本来のあるべき姿、価値観を取り戻し
新しい金融システを構築するならば、皆が平和で幸せに
暮らすことの出来る社会を作れると思っている。


今回のビットコインの問題もそのことに気づくための
試練と捉えれば決して悪いことではない。

これを機にお金に対して皆で考えてみたいのもだ。

お金に関しての今の常識は未来の世界では
非常識になっていることだろう。







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