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福島第一原発 現状 2013 3月 セシウムが17兆ベクレル!? [気になる環境のこと]

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先日停電騒ぎがあった福島第一原発の現状が気になります。

2013年3月でまる二年ですが、福島第一原発港湾内の
セシウム濃度が下がりにくい状態なのだそうです。

この福島第一原発の港湾内のセシウム濃度から東京海洋大の
教授が出した試算だと、合計で約17兆ベクレルのセシウムを
含んだ汚染水が流出した可能性があるそう。

東電が意図的に海に流した汚染水は、2011年の4月に
一週間で約500億ベクレルと推測していたようです。

意図的に流したというのも問題があると思いますが
意図的じゃないものはどれだけ流出しているのか
把握できていないのではないかと思います。

もしセシウムなどの汚染水の流出が止まっていれば
福島第一原発の港湾内のセシウム濃度は下がっている
と推測出来るんじゃないでしょうか。

それに対して東電は流出を防ぐ対策をとっているので
濃度が下がらないのではとしているようです。

先日のアイナメもそうですが外海に出られないように
網などの対策をしているということでした。

果たしてそれで防げるのでしょうか。

汚染水が地表に染み込んだり、亀裂などから地下水に
流れ込むようなこともないとは言い切れないと思います。

実際に検証することが難しい原発事故では、ありとあらゆる
推測や仮説を立てて対策をしてゆかなければならないと
思うのですが、その辺がどうなっているのか分からずに
不安だけが大きくなって行きます。

先日の停電騒ぎもネズミによる配電盤のショートらしい
ということで落ち着いてしまったようですが、ネット上では
いろいろな憶測が飛び交っています。

例えば、2号機だけが停電を免れたのは、2号機に何か問題があって
電力が必要だったから、他に差し障りのない程度の停電で乗り切った
などというものもありました。

ネズミは人間が生活できるところに棲息するはずなのに
配電盤に触れるというのは微妙だと私も思いましたが
今のところは東電の発表を鵜呑みにするしかありません。

いずれにしても福島第一原発の現状は2013年3月現在も
決して安心できるものではないことは確かだと思います。

そんな中でも厳しい作業にあったっている方々がいることを
忘れてはならないと思います。

彼らのお陰で私たちはかろうじてこうやって生きることが
できているわけですから。

それにしても海洋汚染の現実は思ったよりも
厳しいものなのかもしれませんね。

それと同時に地下水の汚染もとておも気になります。

地下水の汚染の実態の調査などは全く聞かれませんが
誰も関心がないのでしょうか。

先日は除雪でタンクを破損して化学物質が流出した事故があって
地下水の汚染が心配されましたが、福島第一原発のじこでの
地下水の汚染を心配する声はとても少ないように感じます。

あまりの恐ろしさに皆触れることが出来ないのでしょうか。

海洋汚染にしてもそうですが、事実をあるがままに認識してこそ
問題解決への道は開かれると思うのです。

臭いものには蓋をするだけでは何も変わらないだけではなく
益々深刻な問題を引き起こしてしまうことでしょう。




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