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過労社会 つぶされる若者たち という記事を読んで思うこと [日々の日記]

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長時間労働、職場での無理な境遇等で今、若者たちが体を壊し亡くなったり自ら命を絶つという悲しいニュースが目立つ社会になっているようです。


安い給料で長い時間働かされて、さらにハードな仕事を要求される。

即戦力として役に立つ存在を求める会社の宿命に翻弄されている構図が見えてきます。


本来、会社とは利益追求が目的ではなく、人を育てるものでなければなりません。

人が育ってこそ本当の利益が会社にもたらされるというというのが自然の理です。



20世紀の戦後の日本が高度成長を遂げたのも、人を育てることに力を入れたことが要因です。


しかし、日本は豊かになるにつれて、お金の魔力に取り付かれてしまいました。


お金を持つことで、なんでも思い通りに手にできるという勘違いが横行してしまったのです。



その結果、人より金という恐ろしい価値観が無意識に埋め込まれてしまいました。


現実に、わずかなお金で人を殺してしまうような事件も起きています。


現代社会は見せかけの幸せが蔓延しています。

その裏には究極の人間不信が渦巻いています。

「人は信じられないもの」
「人と関わればろくなことがない」


「だからお金が一番」
「お金さえあれば、何も心配はない」


今の会社は社員を人間と思っていません。

社員は利益を生み出す道具でしかないのです。

だから使えるだけ使って、利益を生まないときは捨ててしまえばいいというような意識が経営に影響を与えてしまいます。


「過労社会 つぶされるわかものたち」


これは現代の会社に巣食っている魔物が生み出した問題であるといえます。

その魔物とはいったいどこに・・・?


会社の経営者の心の中にいる魔物です。

他人から見れば一目瞭然でも本人には決して知ることができないものです。


いずれ社会の崩壊とともにそういう会社は無くなってゆく事でしょう。


そのときには虐げられた若者たちからの逆襲がまっています。



今の日本はいじめ社会そのものと化しています。

子供や学校のいじめが問題になっていますが、これは社会の全体の問題が、子供たちを通して表れているということです。


子供のいじめを無くすのは簡単です。

大人のいじめを無くせばいいのですから。


「過労社会 つぶされる若者たち」というのは会社のいじめです。

人を人と思わず金儲けの道具として扱うことがそれです。


いじめと聞けば子供のものと思っているために、自分たちがそれを行って、子供の手本になっているとは気がつけないのですね。

テレビを見てもいじめの要素が満載です。

何らかの組織があるところにはいじめがごろごろしています。


学校の教職員の間でもいじめはすごいと聞きます。

残念ながら本人たちには気がつけないのですね。


学校にいじめが存在していても、学校側は無いとよく聞きますよね。

自分たちがいじめをやっていることに気がつけないのに、どうして子供のいじめに気がつけるでしょう。


客観的に見たらおかしなことも、本人にとってはごく当たり前のことにしか思えないのです。

人間って本当におろかですよね。


自らのおろかさを知る者こそが問題を解決することができるのだと思います。


わたしもおろかな人間の一人です。

他人のおろかさに気がつけても自分のおろかさにはなかなか気がつけません。

でも、そのことを知っているだけでも、まだ救われています。


経営者になった人はもう一度考えてみてほしいです。

あなたはなぜそこにいるのかを。

本来の目的を思い出してほしいと思います。


そのままでは近い将来会社は消滅します。

それを回避するためにも人を育てる会社になってもらいたいと思います。

地域の人を雇い、育ててゆくことこそ本当の地域貢献です。

利益を地域に還元するということです。



そういう地元企業が増えれば日本は必ず再生してゆくことでしょう。





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